銀河   


深い海のような、思いにも似た、魂みたいなものが
ピアノから弾かれ音になって、声になって
楽器になって、
こちらにさざ波をつくるように
そよそよと揺らぎながら届いてきます。

人は本当に水でできているんだなぁと
こんなときに 実感します。

約束の花、遥か より 彼方へ
という曲が特に 気に入っています。

頑張る、とか、進まなければ、とかそういうことではなくて
人にはひとりひとりのルーツがあって
流れみたいなものがあって
みな、その流れに添って
息継ぎを上手にしながら
精一杯に、たゆたって、浮かんでいる。

とても敬うべきものを持っていることが
キラキラと目に飛び込んでくる。

あのキラキラは何だろう?
と近づくと
驚くくらいの優しさだったりする。

そのたびに、頭が下がる思いになって
感謝で充満した体が重くなるのでした。


どこからきて どこへ運ばれるのか。


自分自身ですら 確かに見通すことは
誰だって困難なのだとすれば
同じときを同じように
悩んだり、愚痴を言ったり
笑ったり、食べたりしながら
暮らしているということを、礼讚したいと思う。


今日もぷかぷか浮かびながら
刻んでいます、同じときを。
同じ重みで。







- 『銀河』 原田郁子 を聴いて
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# by momo-pocket | 2012-03-16 23:40 | おすすめの